女子生徒の首にけがを負わせた疑いで14歳の男子生徒逮捕 包丁を持ってもみ合い認める…“何らかのトラブル”があったか 青森県青森市
青森市の中学校で包丁を使い女子生徒の首にけがをさせた疑いで同じ学年の男子生徒が逮捕されました。
警察は何らかのトラブルがあったとみて詳しいいきさつを捜査しています。
逮捕されたのは青森市に住む中学3年生の14歳の男子生徒です。
青森警察署によりますと男子生徒はきのう午後1時ごろ、通学している中学校で刃渡り15センチの包丁を使い、同学年の女子中学生の左首にけがをさせた傷害の疑いが持たれています。
女子中学生は全治1週間ほどで命に別条はありません。
また男子生徒もけがをしていて市内の病院に運ばれましたが、命に別条はありません。
事件当時は休み時間中で、学校から連絡を受けた教育委員会が警察に通報しました。
警察の調べに対し男子生徒は包丁を持ってもみ合ったことを認めているということです。
市の教育委員会によりますと事件が起きた中学校では今日通常通り授業が行われたということです。
事件を受けすべての小中学校に見守り体制を徹底するよう文書で通達しました。
★青森市教育委員会 工藤裕司教育長
「今回の逮捕事案はひじょうに残念に思う」
「教育委員会としては関係生徒をはじめ当該校の生徒の心のケアに努めると共に二度とこのような事案が発生しないように生徒指導の徹底を図っていく」
警察は何らかのトラブルがあったとみて、男子生徒が包丁を持っていた理由など詳しいいきさつを調べています。