「領海の警備に万全を期す」海岸に木造船漂着 船尾にハングル 青森県深浦町
きのう深浦町の海岸にハングルが書かれた木造船が漂着しているのが見つかりました。
青森海上保安部によりますときのう午後1時ごろ「深浦町の十二湖海浜公園付近海岸に木造船が漂着している」と鰺ヶ沢警察署に通報がありました。
警察が駆けつけたところ、濁川の河口の北側に漂着している木造船が見つかりました。
船は木製で左舷の横と船尾部分にハングルや数字などが書かれていました。
船の大きさは長さが5.7メートル、幅が1.09メートルです。
関係機関が船の調査を行いましたが、船内や周囲に人影は確認されなかったということです。
また船内に漁具や衣類、食料などの遺留品はありませんでした。
県内に木造船が漂着するのは4年前の6月以来です。
青森海上保安部は巡視船などで不審な船の監視に努め、関係機関と連携し領海の警備に万全を期すとしています。