「いつ家ごとつぶれてしまうか心配で…」約4mの雪で1階部分がほぼ埋まった住宅を除雪支援 災害救助法初適用の青森県鰺ヶ沢町

大雪による県の災害救助法がこの冬はじめて適用された鯵ヶ沢町で、倒壊の恐れがある住宅の除排雪が行われました。
除排雪が行われたのは山あいにある長平町にひとりで住む体が不自由な男性の住宅です。
町から委託を受けた社会福祉協議会の会員など8人が、4メートルほど積もり1階部分を半分以上覆った雪をかきだしていきました。
山間部では多い日で積雪が2メートルを超えた鯵ヶ沢町では、この冬はじめて災害救助法の対象となりました。
★支援を受けた男性の家族
「大変助かります いつ雪に押しつぶされて家ごとつぶれてしまうかずっと心配で毎日来ることもできないし」
★鯵ヶ沢町社会福祉協議会 井上雅哉事務局長
「支援を必要とする方々を取りこぼししないようにということで ひとつの力になればと思ってやっています」
鯵ヶ沢町では5軒の住宅に災害救助法が適用され、きょうまでに除排雪が行われました。
最終更新日:2025年3月4日 18:38