近年目撃が相次いでいるクマへの対策です。
県内全域を対象とした初めての研修会が行われました。

環境省と県が初めて開催した研修会には市町村の担当者と警察官およそ40人が参加しました。
今年クマの出没件数は646件と過去最も多かった去年の件数を下回っていますが、6月には八甲田の地獄沼近くで女性がクマに襲われ亡くなるなどの人身被害が起きています。
研修会では市街地でクマが出没した想定で机上訓練を行いました。
参加者はグループに分かれて県や市町村、警察が担う役割や情報の伝達経路などをまとめた紙を作成し、対応を確認しました。

★参加者
「こういう研修がきっかけでいろんな知識や現場のノウハウを得られるのでひじょうにありがたい機会だと思います」
「市街地に出た時にパニックにならないように対応策を考えるにはひじょうに良いと思っております」

研修会はあすも開かれます。