シソンヌじろうさん「なんとかしてあげたいと…」 約30年間“ポッポのクレープ”作った女性のオープンを支援 青森県弘前市
旧イトーヨーカドー弘前店で人気だった「ポッポ」のクレープの味がシソンヌじろうさんの協力のもと来月中心商店街の土手町で復活します。
クレープ店の開業を弘前市の櫻田市長に報告したのはポッポの元店員 相馬洋子さんと開業に協力したシソンヌじろうさんたちです。
じろうさんが考えた新しいクレープ店の名前は「クルックー」で、ポッポの味を継承するという思いを込めてハトがモチーフとなっています。
店の場所は土手町の蓬莱広場のとなりで来月中に開店する予定です。
メニューはチョコバナナをはじめとする11種類から始め、味や作り方は変えません。
きっかけは去年2月に市内で行われたサイン会で相馬さんの友人がシソンヌじろうさんにポッポの味を引き継いだクレープ店の出店をお願いしたことでした。
相馬さんはポッポでおよそ30年間クレープを作っており、じろうさんの協力に感謝していました。
★クルックー 相馬洋子店長
「(じろうさんに)声をかけてもらわなかったらできなかったので」
「宝くじに当たった以上の気持ち」
★シソンヌじろうさん
「やっぱり土手町はなんとかしたいと勝手にずっと思っていて、イトーヨーカドーがなくなるというのは大事件で、そこで市民にあれだけ愛された味を焼き続けた方が仕事がなくなっちゃうというのを考えたら、なんとかしてあげたいと思いまして」
櫻田市長は「これほど明るい話題はない」と中心商店街・土手町の活性化を期待していました。