弘前大学発りんご新品種「麒麟児」がお披露目 鳥取県との関わりは?
弘前大学が育成し先月品種登録されたりんごの新品種「麒麟児」がお披露目されました。
普通のふじと比べて一回り大きく一玉500グラムもある「麒麟児」は、食べ応えがありさっぱりとジューシーな味わいとなっています。
発表したのは研究に携わってきた弘前大学の林田助教です。
もとは鳥取県の生産者が2009年に、ふじの木の枝の1つから大型で半月ほど早く成熟するりんごを見つけたことに始まります。
この枝を当時弘前大学で勤務していた松本助教が譲り受け、藤崎農場で試験栽培し、先月登録に至りました。
「麒麟児」は発見された鳥取県八頭町に伝わる「麒麟獅子の頭」から名付けられたということで来月、静岡県のスーパーマーケットで試験販売される予定です。
弘前大学が登録したりんごの新品種は2016年の「きみと」以来8年ぶり6つ目です。