世界遺産・白神山地生まれ!乳酸菌が特許取得
世界遺産・白神山地に自生する樹木から分離した乳酸菌が肝機能改善などの機能性が確認されたとして、弘前大学などが特許を取得しました。
特許を取得したのは弘前大学と化粧品などを製造している弘前市の企業「ラビプレ」です。
新しい乳酸菌は白神山地に自生する樹木「キハダ」から2017年に弘前大学の殿内暁夫教授が分離したもので、「白神の森乳酸菌L8菌株」と名付けました。
この植物由来の乳酸菌を前多隼人准教授と「ラビプレ」が共同研究した結果、肝機能改善作用などの機能性が明らかになりました。
2020年にL8菌株の培養法や機能性について特許を申請し、ことし6月に特許を取得しました。
新しい乳酸菌を使ったパンやりんごジュースなどの食品や化粧品が、県内外の会社から今年度販売される予定です。