野鳥4羽目も鳥インフル「高病原性」と確認 青森県五所川原市
青森県は五所川原市で回収されたハシブトガラス1羽から、遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。
先月28日に見つかり鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認された4羽中3羽は遺伝子検査の結果今シーズン初となる致死率の高い高病原性と確認されていました。
今回高病原性と確認されたのは残る1羽で、これで見つかった4羽すべてが高病原性でした。
環境省は回収地点の半径10キロ圏内を「重点区域」として野鳥の監視を続けるとともに、死んだ野鳥などには触らないよう呼びかけています。
青森県は全国の農場で鳥インフルエンザが確認されていることを受け、先月の緊急対策会議で過去に鳥インフルエンザが発生したり20万羽以上を飼育している大規模な農場など県内の半数にあたる89の農場を対象に緊急点検を行うとしています。