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鳥インフル全国14道県で確認 青森県が89農場を緊急点検 五所川原市のカラスの死骸陽性反応

2025年1月29日 18:40
鳥インフル全国14道県で確認 青森県が89農場を緊急点検 五所川原市のカラスの死骸陽性反応

ハシブトガラス4羽が五所川原市で死んでいるのが見つかり県の簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。
全国の農場で鳥インフルエンザが確認されていることを受け県は89の農場で緊急点検を行います。

これはきょう開かれた県の緊急対策会議で示されました。
緊急点検は来月28日までで、過去に鳥インフルエンザが発生したり20万羽以上を飼育している大規模な農場など県内の半数にあたる89の農場が対象です。
点検は立ち入りや電話で行われ鶏舎へのウイルス侵入対策などを確認します。
今シーズンの発生はきのう時点で14道県・46件にのぼっています。
県内の農場に異常はありませんが三沢市の養鶏場で国内最多・139万羽が処分されたおととしに匹敵するペースでリスクは高まっているとしています。

★県畜産課 田中慎一 課長
「(青森県は)渡り鳥が帰巣していく3月、4月に発生が続いておりました そういったところを踏まえますとますますリスクが高まる時期を迎えるということで飼養衛生管理基準の徹底をポイントを絞って正確に、効果的にやっていただきたい」

一方県によりますときのう五所川原市でハシブトガラス4羽の死骸から簡易検査で鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たため、検体を詳しく調べています。

最終更新日:2025年1月29日 19:21
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