鳥インフルエンザ28農場で緊急点検へ 青森県が緊急対策会議
今シーズンも全国各地で確認されている高病原性鳥インフルエンザ対策として、県は緊急点検を行うと発表しました。
これは今日開かれた県の緊急対策会議で示されました。
緊急点検はきょうから来月20日までで、過去に鳥インフルエンザが発生したり20万羽以上飼育する大規模農場など28の農場が対象です。
点検は立ち入りや電話で行われ、出入りする車両の消毒への対応や鶏舎へのほこりなどの侵入対策を確認します。
今シーズンの発生は今月26日時点で9道県の11件です。
県内の農場はいまのところ異常はありませんが、三沢市の養鶏場で国内最多のニワトリ139万羽が処分された一昨年に匹敵するペースでリスクが高まっているとしています。
県は殺処分の範囲を限定的にする分割管理の推進など、防疫対策の強化を呼びかけています。
最終更新日:2024年11月29日 17:21