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「住めるような状況じゃない」三沢基地の航空機の騒音で悩まされている町内会の住民が早期の集団移転を陳情

2024年10月8日 18:32
「住めるような状況じゃない」三沢基地の航空機の騒音で悩まされている町内会の住民が早期の集団移転を陳情

三沢基地の航空機の騒音で悩まされている町内会の住民が早期の集団移転を国に働きかけるよう三沢市に陳情しました。

陳情したのは三沢基地に隣接する岡三沢の3つの町内の住民31人で、小桧山市長に陳情書を手渡しました。
国は集団移転などの基準となる線引き「騒音コンター」を見直すための調査を去年から行っていて、来年度には線引きが決まる予定です。
しかし三沢基地では航空自衛隊のF35ステルス戦闘機が今年度中に42機に増えるほか、アメリカ軍が今後F16・36機をF35に置き換えることを公表しています。F35はほかの戦闘機よりも騒音が大きく、住民たちは早期移転の実現を求めました。

★岡三沢6丁目町内会 小泉愃司会長
「F35というのは騒音がすごく強いんです 早くやってもらわないと我々が住めるような状況じゃない大変なことです 一刻も早く移転なり何なりを決めて実施してもらいたい」

三沢市は市議会とともに来月にも防衛省へ早期移転へ向けた要望を行います。

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