宮下知事が今月4日発生の土砂崩れ現場視察「崩壊危険区域」東北町
今月4日に東北町で発生した土砂崩れ被害です。現場は「急傾斜地崩壊危険区域」に指定されていた場所で、視察した宮下知事は「次の雨に備えた対策を速やかにおこなう」と述べました。
宮下知事が視察したのは今月4日の夕方に土砂崩れが発生した東北町上笹橋の国道394号ののり面です。当時は3時間で49ミリの局地的な激しい雨が降っていて、土砂は15メートル下の東北温泉1階の男湯に窓ガラスを割って流れ込みました。県によりますと現場は土砂災害の危険がある「急傾斜地崩壊危険区域」に指定されている民有地でした。土砂などをせき止める壁が設置されていない場所が崩れたということで、現場の調査を行い対策を進めるとしています。
★宮下知事
「まず次の雨に備えた対策を速やかに行うそれに加えてしっかりとした急傾斜地対策として途中まではできているのでしっかり完成させるようにしていきたいと考えています」
★東北温泉 沢田みのる 社長
「早急に早く対応するという言葉をいただいて安心しました」
東北温泉では土砂の撤去が終了してから男湯の復旧を始め、再開までは最短でも2か月はかかるということです。