青森市酸ケ湯の積雪は488センチ 津軽の平地では「40センチ」の降雪量が2日続く予想も
青森地方気象台によりますと、津軽と三八上北では冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により、大雪となる所がある見込みです。
21日にかけて、大雪に注意・警戒してください。
以下、19日午後4時15分に発表された、大雪に関する青森県気象情報です。
大雪に関する青森県気象情報 第8号
[気象概況]
日本付近は冬型の気圧配置となっています。東北地方の上空約5000メートルには、氷点下39度以下の強い寒気が流れ込んでいます。その後も、日本付近の上空には断続的に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が数日続く見込みです。また、青森県では気圧の谷の影響を受けるでしょう。
このため、津軽と三八上北では、大雪となる所がある見込みです。発達した雪雲が同じ場所にかかり続けた場合には、警報級の大雪となる可能性があります。
[雪の実況]
19日15時現在の24時間降雪量(アメダスによる速報値)
青森市酸ケ湯 30センチ
19日15時現在の積雪の深さ(アメダスによる速報値)
青森市酸ケ湯 488センチ
[雪の予想]
19日18時から20日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
津軽の山沿い 60センチ
津軽の平地 40センチ
下北の山沿い 20センチ
下北の平地 15センチ
三八上北の山沿い 60センチ
三八上北の平地 30センチ
その後、20日18時から21日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
津軽の山沿い 50センチ
津軽の平地 40センチ
下北の山沿い 15センチ
下北の平地 10センチ
三八上北の山沿い 50センチ
三八上北の平地 30センチ
その後も降雪が続き、積雪はさらに増える見込みです。
[防災事項]
津軽と三八上北では、21日にかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。また、電線や樹木への着雪、積雪の多い傾斜地では、なだれにも注意してください。