【余震に注意】昨夜から震度1以上の地震が30回発生 家具の固定など備えを
きょう午後4時40分までに震度6弱の地震を含め、震度1以上の地震が30回発生するなど、昨夜から地震が多発しています。
松山地方気象台の竹添さんは今後の地震について次のように、注意を呼びかけています。
「特に今後2、3日程度について震度6弱よりも大きな地震の発生の可能性もありますので、特に揺れの強かった地域では危険な場所に立ち入らない日頃からの備えという所で、家具の耐震固定をもう一度再確認していただく、避難場所の再確認、そういったところをもう一度家族で再確認してもらいたい」
今回の地震では西予市の小学校の体育館でガラスが割れる被害もありました。今回のように、夜間で、あたりが暗い状況で地震が発生すると、家の中でも飛び散ったガラスなどに気がつかずケガをしてしまうこともあります。
寝るときには近くにスリッパや靴、懐中電灯や、持ち出し袋なども一緒においておきましょう。
またカーテンをしめておくと、ガラスがもし割れた場合でも室内に飛び散りにくくなります。
寝ているところにタンスなどの家具や重いものは置いてないでしょうか。
揺れが大きくなると家具などが倒れてくる可能性があります。もし布団やベッドの近くに家具などがある場合は固定するか、できるだけ離れた場所で寝るようにしてください。
今回の地震では一部の地域で断水が発生したところもありました。、断水になるとトイレが使えないこともありますので、携帯トイレや衛生用品も準備しておくと安心です。
災害時には、水や食料、お菓子など最低3日分が必要といわれています。久しく非常食を確認できてないという方もいると思います、これを機会に賞味期限など改めて確認してみてください。
その他、携帯ラジオやスマホなどのモバイルバッテリー、また、今の時期は昼に比べて夜は少しひんやりするので上着なども準備しておくとよさそうです。
倒壊対策やグッズの準備に合わせて大切なのが地震が起こった時、どこに移動したらいいか、どう行動するか。また避難場所や家の周りの危険なところをハザードマップで事前に確認しておくことです。
家族で話し合い、命を守る行動をお願いします。