伊予鉄バスと四国電力 路線EVバス運行の効率化目指す実証事業を8月からスタート
路線EVバスの効率的な運行とコスト削減を目指す、四国初の実証事業が始まります。
伊予鉄バスと四国電力は、国交省の補助を活用して路線EVバスの運行の効率化を目指す実証事業を来月から開始すると発表しました。
実証事業では、四電が連携企業とともにEVバスの電力データや車両情報をリアルタイムで収集。そして、より効率的な充電や運行のスケジュールを伊予鉄バスに提供するということです。
現在、伊予鉄バスでは路線EVバスを11台導入していますが、各車両の充電計画を目視などの手作業で行っています。
2027年度までにおよそ50台まで増やす計画を進める中、こうした作業の効率化が課題となっていました。実証事業は来年2月まで実施する予定で、各車両にかかる電気代やメンテナンスなどのコスト削減が期待されています。