停車中に追突された軽トラが歩道に乗り上げ 歩道にいた親子に衝突 高齢女性が死亡
きのう夕方、愛媛県大洲市長浜町で、横断歩道の手前で停止していた車に別の車が追突する事故がありました。追突された車は歩道にいた親子に衝突し、高齢の母親が亡くなりました。
事故があったのは、JR伊予長浜駅前の信号のない横断歩道です。
警察によりますと、きのう午後4時頃、横断歩道の手前で停車していた68歳の男性が運転する軽トラックに、20歳の女性が運転する普通乗用車が追突しました。
このはずみで軽トラックが歩道に乗り上げ、横断歩道を渡ろうとしていた大洲市長浜の山下ミツルさん(87)と57歳の息子に衝突しました。
山下さんは、松山市内の病院に搬送されましたが、およそ3時間後に死亡、息子は右脚や骨盤を骨折する重傷です。
県警は事故の詳しい原因を調べるとともに、ドライバーに、前方に横断歩道がないかなど「よく見て」、「確認」して「集中して」運転してほしいと呼びかけています。