歩行者の服の色で見え方はどう変わる?夕暮れ時の事故防止へ 県警が取り締まりや啓発強化
夕暮れ時の事故防止に向けて、夜間の歩行者の見え方などを検証する体験型の説明会が開かれました。
愛媛県警によりますと、県内で過去5年間に交通事故で亡くなった人は、10月から12月が76人と最も多く、道路を横断中に亡くなった31人のおよそ半数が午後5時から7時の間に事故に遭っています。
昨夜開かれた説明会では、歩行者の服の色でドライバーからの見え方がどれくらい違うかなどを検証しました。
杉本記者:
「この車の100m先には歩行者がいるんですが、何人いるでしょうか?」
答えは、3人。反射タスキを身に着けた歩行者は車の100m先で認識できたのに対し、全身黒の歩行者は22m先に来るまで認識できませんでした。
県警交通企画課交通事故分析官 塩見浩二警部:
「(歩行者は)反射材の着用と横断前の安全確認をお願いします」
県警では今月21日から、夕暮れ時の取り締まりや啓発活動を強化するということです。