四国中央市で豚熱(CSF)感染確認 愛媛県が養豚場でブタの処分進める【愛媛】
愛媛県は、家畜伝染病である、いわゆる「豚熱(CSF)」の感染が確認された、四国中央市の養豚場でブタの処分や緊急消毒を行うなどの対応を進めています。
県によりますと、おととい10月31日の午後、四国中央市の養豚場で飼育しているブタが死んでいると通報があり、県と国が検査した結果、「豚熱(CSF)」の感染が確認されたということです。
県は、昨夜、この養豚場で飼育されている約60頭のブタの殺処分を始めていて、養豚場の緊急消毒を行うなどの対応を進めています。
県は、何らかの形で野生のイノシシから感染した可能性が高いとみていて、これまでのところ県内の他の養豚場で異常は確認されていないということです。
県は、「豚熱が人に感染することはなく、豚熱に感染したブタの肉や内臓を食べても、人体に影響はない」と呼びかけています。