インフルエンザ患者数が県全体で警報レベル超え 若年層中心に幅広い年齢層で増加【愛媛】
インフルエンザの定点当たりの患者報告数が県全体で警報の基準を超えたとして、愛媛県は感染拡大防止に向け警戒を呼び掛けています。
県が25日発表した速報値では、先週16日からの1週間で県内の定点医療機関に報告があったインフルエンザの患者数は1定点当たり39.90人で、前の週と比べて21.45人増加。県全体で警報の基準となる30人を上回ったのは2019年1月以来です。
保健所別では、四国中央で前の週から100.60人増えた124.00人、西条で前の週から52.6人増えた68.40人と東予地域で急増しています。
また、松山市も39.65人と前の週から14.59人増え、警報の基準を上回っています。
県は、若年層を中心に幅広い年齢層で感染者が増加し、今後も拡大するおそれがあるとして、咳エチケットや場面に応じたマスクの着用などの感染対策の徹底と合わせて、インフルエンザワクチンの早めの接種を呼び掛けています。