「反戦の軍人」水野広徳 80回忌の追悼法要【愛媛】
松山市出身で「反戦の軍人」として知られる水野広徳の80回忌の追悼法要が行われました。
松山市の蓮福寺で行われた、水野広徳の追悼法要には、親族にあたる重松昌彦・玲子夫妻や関係者が参列しました。
10月18日が水野広徳の命日であることから毎年この時期に追悼法要が行われていて、ことしで80回忌です。
松山市三津浜出身で、海軍大佐だった水野広徳は、第一次世界大戦後に視察したヨーロッパで戦争の悲惨さに直面し、その後は生涯を通して反戦を訴えました。
法要では、参列者が焼香をあげたあと水野広徳の墓で静かに手を合わせ故人を偲んでいました。
水野広徳の親族の重松昌彦さんは「我々の親世代が一生懸命平和を考えていただいた形があるので、これからの我々が責任を持って平和を考えていかなくてはいけない」と話していました。