従業員の健康管理に企業経営の視点から取り組む「健康経営」成功のカギは 東大特任教授が講演
従業員の健康管理に企業経営の視点から取り組む「健康経営」の勉強会が、愛媛県松山市で開かれました。
南海放送で開かれた「健康経営推進懇談会」には、県内で健康経営に取り組む企業やサポートにあたっているアクサ生命の担当者らおよそ20人が参加しました。
「健康経営」とは、従業員の健康管理を経営の視点から戦略的に考え、企業の生産性や業績の向上につなげる取り組みです。
懇談会では健康経営を研究する東京大学の古井祐司特任教授がリモートで講演し、「企業が健康経営で目指すビジョンを示し、従業員と共有することが持続的な企業経営に向け大切」と訴えました。
東京大学 古井祐司特任教授:
「社員が健康経営を理解していくことで、社員自らがアクションしやすくするということが、成功につながる鍵になっている」
また会では、県や企業の担当者らが健康経営への取り組みの事例などを紹介し、意見を交換していました。