県内に特殊詐欺被害アラート 予兆電話相次ぐ
県内で特殊詐欺の予兆電話が相次いでいます。
警察は特殊詐欺被害アラートを発表して、注意を呼び掛けています。
県内ではきのうまでの2日間で、東温市、今治市、新居浜市に還付金詐欺の予兆電話が5件あったことが確認されています。電話があったのはいずれも60歳代の女性の固定電話で、相手は市役所や金融機関の職員を名乗る人物だったということです。
このうち東温市の女性には、市役所の職員を名乗る人物から「きょうが手続き期限の保険金の払い戻しが3万5千円ある」などという電話があったあと、金融機関の職員を名乗る人物から「預金があれば振込手数料が不要になる通帳に記帳した最後の日付と金額を教えてほしい」といった内容の電話があったということです。
県警では県内の全域に特殊詐欺被害アラートを発表して、
・電話でお金の話になれば詐欺を疑い、話の途中でも電話を切る
・在宅中でも固定電話を留守番電話に設定する
などの対策をとるよう呼び掛けています。