「一定の計画性が認められ犯行は悪質」松山市の貴金属買取店強盗事件 被告の男(57)に懲役7年求刑
「酌量の余地はない」
松山市の貴金属買取店強盗事件、男に懲役7年求刑です。
高知県いの町出身で住所不定 無職の中岡慎一被告(57)はことし5月、松山市銀天街の貴金属買取店で店員にナイフを突きつけたうえ「変な声を出したら殺すぞ」と脅し、現金およそ46万円を奪った罪などに問われています。
きょうの裁判で検察側は「一定の計画性が認められ、犯行は悪質」と指摘し、「被告人は規範意識が欠如していて酌量の余地はない」などとして男に懲役7年を求刑しました。
一方、弁護側は「大いに反省していて、社会的制裁も受けている」として寛大な判決を求めました。
そして、中岡被告は被害者や商店街関係者などに対し、「怖い思いをさせてしまった。この場をかりてお詫びします」などと述べ、裁判は結審しました。
判決は今月29日に言い渡されます。