7月19日に高知市の鹿児神社で五穀豊穣を祈願する夏祭りが開かれ、多くの参拝客で賑わいました。

路面電車の軌道が敷地のすぐそばを通る高知市大津乙の鹿児神社。毎年7月19日に夏祭りが開かれています。

社殿には地域の代表者約30人が集まり、お祓いを受けたあと玉串を奉納し五穀豊穣を祈願しました。鹿児神社は高知市の大津・高須・葛島地区の氏神様です。紀貫之が京に戻る際に送別の宴が開かれたと土佐日記に記されている場所で、古くから厚い信仰を集め地域の集いの場となっています。

いまも変わらずにたくさんの参拝客が訪れていて、19日は参道に約30の出店が並び、子どもたちの笑顔と歓声が溢れていました。