パラリンピックで悲願の金メダルを獲得した車いすラグビー日本代表が9月12日、東京・渋谷で祝賀パレードを行い、キャプテンで高知市出身の池透暢選手などに祝福の言葉が贈られました。

12日午後3時ごろ渋谷センター街に姿を現したのは、パリ・パラリンピック金メダルの車いすラグビー日本代表です。

多くの人が集まるなか、高知市出身でキャプテンを務める池透暢選手を先頭に祝賀パレードが行われ、池選手は車いすでゆっくりと進みながら沿道の熱烈な声援に笑顔で手をふりこたえていました。

また、パレードの前に行われたセレモニーでは、パリ大会での応援に感謝の言葉を述べました。

■池透暢選手
「皆さん、やっと日本に金メダルを持って帰ることができました。リオ大会で銅メダル、東京で銅メダル、たくさんともに悔し涙を流してきました。優勝候補であるアメリカチームを7点差で敗る最高のラグビーをみんなにお見せし金メダルがとれたことを、全員でとった金メダル、応援も一緒にとった金メダル、本当に素晴らしい応援ありがとうございました」

池選手たちは、渋谷区の体育館を練習場所として利用するほか、区内の学校を訪問し車いすラグビーのことを子どもたちに伝える活動を続けてきました。

悲願の金メダルを祝うパレード。沿道からは「おめでとう」「よく頑張った」といったあたたかい祝福の言葉が選手たちに贈られました。