高知県土佐清水市では、地元漁師たちが空き家を宿泊施設に生まれ変わらせようと手作りでリフォームを進めています。

10月3日に土佐清水市窪津で行われていたのは、空き家を宿泊施設にするためのDIYリフォームです。
この企画は、地元で定置網漁を行う窪津共同大敷組合の林千博さんが、高齢化や過疎化が進む地域を盛り上げたいと地元漁師を巻き込んで取り組んでいるもので、3日は漁師や高知市の内装専門業者などが作業に参加しました。

漁師たちは、床に木目を強調する塗料を塗ったり廃材を使って壁をアレンジするなど、手作業でリフォームを進めていました。

■地元の漁師
「窪津っていう地域だけでなく、土佐清水に色んな人が来てもらえるなら、やってみようかなと思って」

■窪津共同大敷組合 林千博さん
「宿泊するお客さんと地元の住民の方々がなるべくふれあうような形にして、両者にとっていい施設・場になればいい」

林さんたちは今後、地区内の3つの空き家を宿泊施設にDIYリフォームし、11月中のオープンを目指しています。