高知県安芸市では、7月11日の朝に突風とみられる現象が発生し、住宅3棟の瓦が飛ばされるなどの被害が出ました。
県内は、引き続き13日の夜のはじめごろにかけて大気の状態が非常に不安定になっていて、気象台は落雷、竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。

安芸市の川北地区では、11日午前7時ごろに突風とみられる現象が発生し、住宅3棟の屋根瓦やカーポートの屋根が飛ばされる被害が出ました。けが人はいませんでした。

道路沿いに植えられた大きな木が根元から折れる被害もありました。11日の県内は大気の状態が非常に不安定になっていて、安芸市には午前6時23分に竜巻注意情報が発表されていました。

12日は、高知地方気象台の職員4人が被害の実態を把握するため現地調査に出向き、近隣住民への聞き込み調査や被害が出た立地状況の確認などを行いました。

県内は前線の活動が活発になっていることから、引き続き13日の夜のはじめごろにかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みです。気象台は落雷、竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。