東京で暮らす高知県出身の学生と高知にゆかりのある起業家が集まり、将来の起業について語りあう交流イベントが7月20日に東京で開かれました。

「高知イノベーション・ミートアップ」と題したこのイベントは、高知にゆかりのある起業家などで組織する民間団体・KOIB「高知イノベーションベース」が、県外で暮らす県出身の若者と交流の場をつくろうと初めて企画したものです。

会場には、東京で暮らす県出身の学生14人を含む約50人が詰めかけ、様々な分野で活躍する起業家5人によるパネルディスカッションが行われました。

学生からは「今、高知で起業するなら、どんな業種がいいのか」などの質問が飛び出し、起業家たちは「東京で流行っているものをうまく地方に持ってきてはどうか」「高知で起業する目的をしっかり定め、何が必要か問いを深める努力を惜しまぬこと」といったアドバイスを送っていました。

KOIBでは、今後県とも連携しながら、県外で暮らす高知出身の若者がいつでも相談できる拠点を作り、つながりを深めていきたいとしています。