全国初の
電気船として新年度から浦戸湾を運航する新しい
県営渡船の
進水式が23日、
高知市で行われました。
高知市の大永造船の敷地で新たな県営渡船「浦戸」の進水式が行われ、神事には県や四国運輸局などの関係者約50人が出席しました。
現在使われているディーゼル船が老朽化したため、新年度から電気船を導入するもので定期航路で電力のみを動力とする電気船は全国初。二酸化炭素を排出せず、振動や騒音も少ないのが特徴です。
23日はシャンパンの瓶を割り、風船が舞い上がる中、船の安全を祈願して県営渡船「浦戸」が進水しました。昨年度は約4万人が利用した県営渡船。今後、船内を完成させ、7月から運航を開始する予定です。