SNSやインターネットの使用が特に多い10代に「闇バイト」に関らない様呼びかける特別教室が、岡山市の通信制高校で開かれました。

　岡山市の通信制高校で開かれた非行防止教室では、警察官がインターネットの犯罪実行者の募集情報、いわゆる「闇バイト」の特徴を説明しました。そして個人情報を握られて、逮捕されるまで犯罪を続けさせられるケースも伝え、個人情報を決して教えない様、念押ししました。

　警察庁によりますと去年（2024年）1年間、闇バイトを含む特殊詐欺に関わったとして検挙された人は、全国で2320人で、内425人が19歳以下の少年でした。学校側は今後もこうした特別教室を実施して、生徒やその家族が犯罪に巻き込まれない様、努めていくとしています。