香川県「新たな県立大学の設置 既存の大学の拡充」検討 若者の県内定着めざし
香川県は若者の定着促進に向け、新たな県立大学の設置や、既存の大学の拡充を検討していく方針を明らかにしました。
(池田豊人知事)「県立大学の設置、既存の県立大学の拡充について、大学進学時の県外流出の防止策、地域産業を担う人材の育成・確保の観点から、若者の県内定着を図る有効な選択肢と成り得る。」
今日の2月定例県議会の代表質問で、池田知事が明らかにしました。
県によりますと、大学進学者のおよそ8割が県外に進学。その内、地元に「Uターン就職」する学生はおよそ3割と、若者の県外流出が課題となっています。
一方で県内の大学に進学した学生は、8割程度が県内で就職しているということです。県は教育関係者や経済界などでつくる検討委員会を設けて、新たな大学について検討していく方針です。
この他、来週オープンする新アリーナ周辺のにぎわい作りに向けた「エリアマネジメント」を推進する、体制の構築を進めていく考えを示しました。
最終更新日:2025年2月20日 18:48