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吉備中央町浄水場問題 約2400人に健康調査票を配布へ

2024年8月21日 11:42
吉備中央町浄水場問題 約2400人に健康調査票を配布へ

去年、岡山県吉備中央町の浄水場から目標値を超える有害な化合物が検出された問題で、町は血液検査に向けて、18歳未満の子どもを含む、およそ2400人に健康調査票を配布することを明らかにしました。

20日夜の説明会で、町が明らかにしました。調査の対象となるのは浄水場の給水地域の住民や町内企業の従業員など、浄水場の水を継続的に飲んだ人で、18歳未満の子どもを含めた、およそ2400人です。

調査は、8月末から9月末まで現在の健康状態や、過去の健診データなどについてアンケート形式で実施し、健康への影響を分析します。

町は回収したデータを元に、血中のPFAS濃度などを調べる血液検査の早期実施を図る意向で、公費による検査は全国で初めてだということです。

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