無資格で不正に給付金を受け取る 相談支援事業所の指定取り消す 倉敷市
障害者の相談支援事業で資格を持たない者が業務を行い、給付金を不正に受け取ったなどとして、倉敷市は事業所の指定を12月末で取り消すと発表しました。
指定取り消しが決まったのは、倉敷市新田の相談支援事業所Amoreです。
倉敷市によりますと、おととし4月から去年末にかけて、障害者20人の施設利用などの計画について、相談支援の資格を持たない法人代表者が行うなどして、市に対して給付費を請求し、28万9940円を不正に受け取ったと言う事です。
去年11月に事業所へ監査を行った際に不正が確認されました。
その後の市の聞き取りに対しても、代表者が虚偽の報告や答弁を繰り返した事から、12月31日付けで指定の取り消しを決めました。
倉敷市は今後、利用者に支障が生じないよう他の事業所に振り分けるなどの調整を進めるとしています。