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鳥インフルエンザ感染確認 三豊市の養鶏場で殺処分進む 香川県内で今季初

2024年11月8日 18:50
鳥インフルエンザ感染確認 三豊市の養鶏場で殺処分進む 香川県内で今季初

 香川県三豊市の養鶏場で、高病原性の鳥インフルエンザの感染が県内で今シーズン初めて確認されました。これを受けて県は、およそ7万羽のニワトリの殺処分を進めています。

 三豊市の養鶏場で昨日(7日)朝、十数羽のニワトリが死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、病原性が高い「H5亜型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

 これを受けて県は昨夜から、この養鶏場と関連する養鶏場で飼育している採卵用のニワトリ、合わせておよそ7万羽の殺処分を進めています。24時間体制で職員50人が作業に当たり、今日(8日)午後2時までに、およそ1万2000羽を処分。土の中に埋めるまでの作業は12日をめどに終える見通しです。

 また発生した養鶏場から半径10キロ以内にある、およそ100か所の養鶏場のニワトリや卵の移動・搬出を制限した他、周辺の5か所に消毒ポイントを設けました。県によりますと、周辺の養鶏場に対して野鳥の侵入防止や異常があれば、すぐに報告する様、改めて指導し、これまでに感染の拡大は確認されていないということです。

 鳥インフルエンザの感染確認は県内の養鶏場では今シーズン初めてで、全国では6例目です。

最終更新日:2024年11月8日 18:50
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