中学生など少年5人逮捕 倉敷市 高校生に因縁つけ暴行し現金奪った疑い
高校生2人に因縁をつけ殴る蹴るなどの暴行を加え、現金を奪ったとして、倉敷市の中学3年の男子生徒など5人の少年が今日(14日)、強盗致傷などの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、いずれも倉敷市の15歳から18歳の中学3年の男子生徒や建設作業員の少年ら、合わせて5人です。
警察の調べによりますと5人は共謀して今年、9月27日から9月30日にかけて、倉敷市の公園や商業施設などで通信制の高校に通う高校1年の男子生徒2人に因縁をつけ、殴る蹴るの暴行を加えたりナイフで刺したりした上で、現金を奪った疑いです。
高校生の内1人は1か月の大ケガで10万2000円を奪われ、もう1人は14日のけがで2万9000円を奪われたということです。警察は高校生の家族から届け出を受け、現場周辺の防犯カメラなどから5人の犯行を特定し、今日逮捕しました。
逮捕された少年5人は地元の倉敷市で暴走行為を行う仲間で、この内、中学3年の男子生徒が被害者の高校生2人と顔見知りだったということです。警察は5人の認否を明らかにしていませんが、引き続き動機や事件の経緯を詳しく調べることにしています。