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【人気】旬の海鮮やこだわりのラーメン!全国巡り期間限定営業の“グルメ”人気の秘密にフォーカス(静岡)

2025年2月13日 18:02
【人気】旬の海鮮やこだわりのラーメン!全国巡り期間限定営業の“グルメ”人気の秘密にフォーカス(静岡)

寒い日にフーフーしながら食べる熱々の熊本ラーメンに…今が旬!プリップリの東北産・牡蠣などを炭火焼きで楽しむ海鮮BBQ。実は、これらが食べられる店は、全国各地を巡りながら期間限定で営業する「今」しか楽しめないグルメなのです。そのため、屋台形式の仮設の店構えでありながら行列が出来るほどの人気を博しているのです。その魅力とは?

『every.Life』は、今しか食べられない期間限定ショップ。行列が出来るほど人気のその秘密を調査します。まず、向かったのは…。

(伊藤 薫平 キャスター)
「こちらもともとはタクシーの営業所だったそうなんですが、現在は砂利の空き地となっています。ここに期間限定でオープンしたのが『熊本ラーメン 大門』」

ここは、静岡市駿河区丸子に2024年9月から期間限定で営業する屋台ラーメンの店。気になるその店内は…。

(熊本ラーメン 大門)
「いらっしゃいませ」

(伊藤 薫平 キャスター)
「入った瞬間にラーメンの良い香りに包まれました。中はしっかりお店という雰囲気で、ビニールに覆われているんで思った以上に寒くない」

約6か月のスパンで全国を移動し、空き地や大型店舗の駐車場などに出店する知る人ぞ知るラーメン店で昼時には行列ができ15席ほどの店内も賑わいます。20年ほど前から全国を回るようになったといいますが、なぜ、このような形態にしたのでしょうか。

(伊藤 薫平 キャスター)
「いろんなところに行ってらっしゃっるんだなと奥見て思ったんですがあれ地名ですよね何カ所ぐらい?」

(熊本ラーメン 大門 代表 田島 誠道さん)
「58か所目、静岡で」

(伊藤 薫平 キャスター)
「そんなに行っているんですか」

(熊本ラーメン 大門 代表 田島 誠道さん)
「おいしい熊本ラーメンを全国の方に食べていただきたいと、お店ごと全国に出前をするイメージで」

全国に赴いてまで多くの人に食べてもらいたいという自慢の「熊本ラーメン」。一体どのようなラーメンなのでしょうか。

(熊本ラーメン 大門 代表 田島 誠道さん)
「お待たせしました。『黒ラーメン』になります」

(伊藤 薫平 キャスター)
「いい香りこちらが『熊本ラーメン』」

(熊本ラーメン 大門 代表 田島 誠道さん)
「豚骨のスープにマー油・こがしニンニク油をかけて食べるもの」

マー油とはニンニクと玉ねぎをこがして作った香味油。その香ばしい風味が「熊本ラーメン」最大の特徴です。

(伊藤 薫平 キャスター)
「マー油、ガツンときますね。豚骨のスープは豚骨のうま味が出ているが、さらっとしている」

(熊本ラーメン 大門 代表 田島 誠道さん)
「豚骨に野菜、若干の鶏ガラを 使って食べやすくしている」

そして、麺は細麺で有名な博多豚骨とは違う太めの中細めん。

(伊藤 薫平 キャスター)
「豚骨の甘みうま味もしっかりと連れて来てくれるが、マー油がしっかりと追いついてきて全体的に香ばしくいただける。豚骨の香りが苦手という人も、マー油の香りで食べやすくなっているから『熊本ラーメン』は別物ですね」

静岡では珍しい絶品の熊本ラーメンが食べられる貴重なお店ですが…。

(熊本ラーメン 大門 代表 田島 誠道さん)
「静岡店は3月の末ごろに終了しまして、それから移動になります」

(伊藤 薫平 キャスター)
「急にさみしくなってきましたね~」

残り1か月ほどとなりましたが、メニューは「黒ラーメン」の他、とうがらしペーストが乗った「赤ラーメン」や、トッピング全部乗せで赤と黒の魅力が両方味わえる「赤黒スペシャル」などもあるので、試してみてはいかがですか。

続いてやってきた期間限定出店は…。「ドン・キホーテUNY富士中央店」の店舗前で営業している、この店「出張カキ小屋 牡蠣奉行」です。

(伊藤 薫平 キャスター)
「漁港の牡蠣小屋を、そのまま持ってきたような雰囲気。テントが、いくつか連なっているつくりになっていて、磯の香りが漂っている中、目を引くのが、こちらなんと炭火本格的です」

この店は、今が旬のカキを、テーブルに設置された炭火で自分で焼きながら食べることができます。カキが旬を迎える10月から3月ごろまで、全国各地に出店し、行列ができるほど大人気の店なのです。その人気の秘密は…。

(伊藤 薫平 キャスター)
「こちらカキですよ~一皿880円、結構ずっしりしていて厚みもあります。これを直火焼で楽しめるってことですね」

こんなに立派なカキが1キロ6,7個入って880円。

(伊藤 薫平 キャスター)
「通常だと、だいたいどれくらいの価格?」

(かき小屋実行委員会 下坂 未生さん)
「だいたい1700円から1800円くらいの価格で出しているものになります」

(伊藤 薫平 キャスター)
「半額以下!?どうなっているんですか?」

(かき小屋実行委員会 下坂 未生さん)
「こちらのカキは、無選別で大量に仕入れることによって、この価格で提供させていただける」

大きさをそろえる選別の手間を省き、漁師さんから直接大量に仕入れることで、この安さで提供できるそうです。また、この価格には特別な思いも…。

(かき小屋実行委員会 下坂 未生さん)
「宮城県の石巻のカキなんですが、東日本大震災の復興支援を兼ねていて。(風評被害で)カキが売れずに生産者が困っているところ、私たちが買って、たくさん食べていただくことによって、それが復興につながるという思いでやっています」

そんな思いのこもったカキですが、炭火での焼き方は…。まずは、カキの平らな方を下にし、ふたをして2分から3分。ひっくり返して、さらに2分から3分、焼いたら出来上がりです。

(伊藤 薫平 キャスター)
「パチパチいってる。お~香ばしい香りが一気に漂いましたね~。わぁ~出ました、見た目からしてぷりぷりのおいしそうなカキ。絶対おいしい。いただきます。うわぁ~うま味飛び出しました。すごくプルプルでエキスが飛び出してきました。おいしい」

(かき小屋実行委員会 下坂 未生さん)
「石巻産のカキは磯の香りが強いのが特徴。焼くと、うま味成分が凝縮してクリーミーさも増す」

ここも期間限定出店ということで、この極上のカキが食べられるのは…。

(伊藤 薫平 キャスター)
「いつまででしたっけ?」

(かき小屋実行委員会 下坂 未生さん)
「2月24日・月曜日まで」

(伊藤 薫平 キャスター)
「あと10日ぐらいしかない!?この機会を逃すと静岡県民は食べられない?」

(かき小屋実行委員会 下坂 未生さん)
「いや、それが、2月13日から静岡市のアピタさんで、カキ小屋、開催させていただきます」

絶品グルメでありながら、「今」しか食べられない静岡の期間限定オープンの店。その貴重性も楽しみながら、ぜひ味わってみてはいかがですか。

最終更新日:2025年2月13日 18:02
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