自宅放火の罪など問われた元消防士の男の裁判 検察は「犯行が計画的で極めて危険で悪質」と指摘…懲役7年求刑(静岡地裁)
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自宅に放火した罪に問われている元消防士の男(27)について、検察は懲役7年を求刑しました。
起訴状などによると元消防士の男は2022年12月、静岡・藤枝市の木造2階建ての自宅に火をつけ全焼させ、保険金計5364万円をだまし取ろうとした放火と詐欺未遂の罪に問われています。
11月1日に開かれた裁判で、検察側は、保険会社からだまし取ろうとした金額が高額であり犯行が計画的で極めて危険で悪質と指摘し、近隣の住宅4件にも延焼被害があったことから危険性を強調し、懲役7年を求刑しました。男は初公判で起訴内容をおおむね認めていて、弁護側は情状酌量を求めています。