医療事故にあった患者やその家族の相談のきっかけを提供しようと24日全国一斉相談が行われています。

この一斉相談は全国53か所に設置された電話受付窓口で各地域の弁護士が医療事故の相談を受けつけ、必要に応じて弁護士による面談での法律相談につなげるものです。

2025年で運用開始から10年となる医療事故調査制度は、病院内で死亡事故が起きた時に、第三者機関の医療事故調査支援センターに報告したうえで調査するものです。

しかし利用実績が乏しいため、この電話相談をきっかけに対象となる問題を掘り起こし、医療事故にあった人の救済や再発防止につなげるということです。

医療事故全国一斉相談受付は24日午後3時まで行われています。