飲食店の弁当が原因か 静岡市でノロウイルスによるとみられる食中毒
静岡市内の飲食店で提供された弁当を食べた男女39人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、静岡市保健所は31日、ノロウイルスによるとみられる食中毒が発生したと公表しました。
静岡市保健所によりますと、1月27日の午前10時ごろ、静岡市内の飲食店で調理、提供された弁当を食べたグループから、下痢や嘔吐などの症状を呈している人が複数いると通報がありました。
保健所の調査の結果、1月23日から25日にかけてこの施設の弁当を食べた人が症状を示していることが分かり、検便した患者や調理従事者からノロウイルスが検出されたということです。
患者は6歳から68歳までの男女あわせて39人で、31日現在、症状は回復に向かっているということです。
静岡市保健所はこの飲食店を31日から当分の間営業禁止としました。
静岡市保健所管内での食中毒の発生は2025年になってはじめてです。
最終更新日:2025年1月31日 16:52