【講演】自民党県連の集いに高市前経済安保相招かれ「熱海土石流」など触れ災害対策の重要性など訴える(静岡・沼津市)
17日、静岡・沼津市で開かれた自民党県連の集いで、高市早苗前経済安保相が講演し、災害対策の重要性などを訴えました。
沼津市のホテルで開かれた自民党県連の東部地区、「党員・党友の集い」には、県内選出の国会議員ら約700人が出席しました。講師として招かれたのは、2024年の総裁選で、最も多くの党員票を獲得した高市早苗前経済安保相。災害を未然に防ぐことの重要性を訴えました。
(高市 早苗 前経済安保担当相)
「まず、リスクを最小化する。強い国土と社会を実現する。ものすごく大事なことだと思います」
その上で、高市議員は、埼玉県の道路陥没事故を受け、“上水道の老朽化対策”について、衛星の最新技術を活用すれば“早く効率的にチェックが出来る”と話しました。
(高市 早苗 前経済安保担当相)
「下水道は、なかなか難しいが、上水道に関しては、宇宙の技術も使えます」「日本が誇るスター衛星、合成開口レーダーを搭載した衛星ありますよね」「(情報を)AIで解析すると、数ミリ単位で地表の上がり下がりが分かります」
また、熱海での土石流災害にも触れ、「命より大事な物はない」と話し、土砂災害対策の必要性を訴えました。さらに、水害対策については、自身が創設した「緊急浚渫推進事業」について話しました。
(高市 早苗 前経済安保担当相)
「一級河川は国で管理してくれるけれども」「その他の河川(の管理)は、お金が無いということで対応できていない。これだけ雨の量が増えてきて台風も多い。普段から川の底を掘っておくとか、川に生えている木を切っておく、それだけでも命が救われる、財産が守られる」
また、経済対策については、「日本には、まだ素晴らしい技術が眠っているけれど、まだビジネスになっていない。片っ端から洗い出し、もうける日本をつくっていく」と訴えました。