【城ヶ崎海岸】観光名所での転落事故を想定…海岸の地形に応じた救出方法を学ぶ消防救助訓練(静岡・伊東市)
静岡・伊東市で、転落事故により崖下に落ちた人を助け出す方法を学ぶ救助訓練が行われました。
これは、城ヶ崎海岸で発生する転落事故に対応するため、海岸の地形にあった救出方法を学ぼうと、駿東伊豆消防本部が行ったものです。
訓練は、消防本部の特別救助隊から16人の隊員が参加し、伊東市の観光名所、城ヶ崎海岸の「門脇つり橋」付近で転落事故が発生したことを想定して行われました。隊員らは高所活動に必要なフルボディハーネスを付け、切り立った崖をロープを伝って降下する手順を確認していました。
(駿東伊豆消防本部 伊東消防署 佐藤 亘 救助係長)
「伊東市の門脇や城ヶ崎海岸は特殊な地形で、(訓練を)経験できる場所はここしかない」「隊員の育成、成長を考えて実施していきたい」
駿東伊豆消防本部では、今後も訓練を行って、隊員の技術向上を図っていくということです。