5月18日、静岡・牧之原市で酒気帯び運転して単独事故を起こした上、届け出しなかったとして逮捕された御前崎市の女性介護員について、市は31日付で懲戒免職処分としました。

懲戒免職処分をとなったのは御前崎市総合保健福祉センター看護部職員で老人保健施設に所属する22歳の女性介護員です。

警察や御前崎市などによりますと、この職員は、5月18日 午前、牧之原市内で酒気帯びの状態で軽自動車を運転し、道路脇の鉄製の柵に衝突する単独事故を起こしたまま、届け出しなかったとして道路交通法違反の疑いで逮捕・送検され、その後、処分保留で釈放されています。この不祥事をうけ、市は地方公務員法の規定に基づき31日付でこの職員を懲戒免職処分としたものです。

御前崎市の下村 勝 市長は「公務員の信頼を大きく損ねたことを深くおわび申し上げます。今後は、交通法規の順守、職員の不祥事再発防止に全力で取り組んでまいります」などとコメントしています。