大雨災害の片付けの途中なのに・・・ 静岡県含む東海地方が梅雨入り 平年より15日遅く
名古屋地方気象台は21日、静岡県を含む東海地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。ことしの梅雨入りは平年より15日遅く、去年より23日遅くなっています。
県内は21日、低気圧や前線の影響で朝から広い範囲で雨となり、今後も向こう1週間程度は曇りや雨の日が多いと予想されることから梅雨入りの発表となりました。
現在、アジサイが見頃を迎えている下田市の下田公園です。梅雨入りが発表された午前11時ごろ、園内は雨に加え、風も強く吹いていて人影はまばらでした・・・
(観光客①)
「(雨が)ひどかったですね。靴がびしょびしょ・・・」
(観光客②)
「すごい雨ですね暴風雨ですね。梅雨は来るからね。必ず早く明けてもらいたい。」
下田公園では、現在、あじさい祭りが開催されていますが、この雨と風の影響で露店は早々と店を閉めていました。
3日前の大雨で浸水被害に見舞われた、沼津市の大平地区です。
片付けがまだ終わらない中、雨の多いシーズンを迎えることとなります。
(被災した住民)
Q梅雨入りが発表されましたが
「そうですね、温暖化なので台風も多いかと思うので、覚悟はしてますけど。あと何回かはあるかと思いますけど、水害になる間隔が狭くなっている気はしますけどね、本当に神様に願うしかないです」
こちらは、飲食店向けに食品などを卸す会社です。倉庫にある商品は泥に浸かり。大きな損害を受けました。
(被災した住民)
「片付けも途中なのでショックですね、早く梅雨も明けてもらわないと、もうどんどん酷くなる一方だと思うので、少量の雨だったら我慢できるが、中か上の雨だと(量が多いと)川が必ず氾濫するので、市の方に川をどうにかしてほしいというのはある」
度々、水害に襲われるこの地域。住民たちからは、あきらめや不安な声が上がっていました。