【自民党総裁選】告示まで8日と迫るなか茂木幹事長が出馬表明…候補者乱立する状況を静岡県民はどう見る?
告示日が近づき、出馬ラッシュが続く自民党総裁選。4日、茂木幹事長が会見を開き、出馬を表明しました。候補者が乱立する今回の総裁選を静岡県民はどう見ているのでしょうか?
(自民党 茂木 敏充 幹事長)
「このたび自民党の総裁選に立候補することを決意いたしました」
告示まであと8日に迫った自民党総裁選。現在5人が出馬を表明していて、6日には小泉元環境相が、来週には高市経済安保担当相と加藤元官房長官も出馬表明を予定しているなど、出馬ラッシュが続きます。”ポスト岸田”争いが本格化するなか、4日午後、新たに茂木敏充幹事長が会見を開き、出馬を表明しました。
(自民党 茂木 敏充 幹事長)
「成長戦略による税収アップによって新たな財源を確保し、増税ゼロの政策推進を実行していきます。必ず結果を出します。3年以内に結果が出なければ総理が責任をとります」
初めての総裁選出馬となる茂木幹事長は、会見で”増税ゼロ”の政策を掲げ、外相や経済産業相など様々なポストを務めてきた経験をアピールしました。
(自民党 茂木 敏充 幹事長)
「経済産業相としてプラス成長への転換とデフレからの脱却に取り組み、担当相として幼児教育への無償化を実現。そしてトランプ政権下では厳しい日米貿易交渉にベストチームで挑み妥結させました」「これからより厳しさが予想される我が国の政権運営に活かしていきます」
総裁選には少なくとも8人が出馬する見通しで、混戦模様となっていますが、静岡県民はこの総裁選をどのように見ているのでしょうか?
(50代)
「小泉さんなどの話が出ているが、すごく若いので、当選した後にどれだけみんなが協力してくれるか。そういったところが非常にポイントなのかなと」
(80代)
「誰がなっても一緒かなと。その前に裏金(問題)をきれいにしてもらわないと」Q.静岡1区選出の上川大臣については?
「(上川大臣が)なってくれれば静岡ももう少し発展するのでは。いい人だなと思うのでやってもらいたいなと思います」
(70代)
「静岡で女性なので上川さんにぜひ頑張ってもらいたいなと思います」「後期高齢者なので若い人もいいですけど、これからのことに関わることなので同じような年齢の人がいいかなと」
新たな総裁の誕生に期待や不安が入り混じるなか、「関心はあるが誰になっても変わらない」といった意見も聞かれました。
一方、県民から期待の声が多くあがる上川外相は、まだ出馬に必要な20人の推薦人確保には至っていません。
(上川 陽子 外相)
「今ある意味でスタートラインが見えてきたという状況でありまして、前に向かってさらに前進していきたいと思っている」
2日、報道陣に対し「スタートラインが見えてきた」と話すなど、これまでも出馬に自信をのぞかせてきましたが、4日から6日まで公務でオーストラリアを訪問する予定で、9月12日の告示日までに推薦人を確保できるのか注目です。