解体予定の小学校校舎を利用し救助訓練(静岡・清水町)
解体予定の小学校校舎を利用して、建物内に取り残された人を救助する訓練が24日清水町で行われました。
この訓練は、南海トラフ地震などの大規模災害に備え、駿東伊豆消防本部が行ったもので、
建て替えのため解体予定の清水町立南小学校の北校舎を会場に行われここに通う児童らおよそ100人も見学しました。
訓練は、倒壊した建物の中に人が取り残されているという想定で行われ、コンクリートの壁に穴を開けて、ケガ人を担架に乗せて救助するという本番さながらの訓練を行いました。
(駿東伊豆消防本部 高度救助隊 竹ノ内 創救助係長)
「より迅速に救出するための開口部を開けてというところで「まだまだ」「もっと効率よく開けられないか」といったところが課題になってくるかと思います」
駿東伊豆消防本部では年に1回程度はこうした訓練を実施したいと話しています。