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小中学校時代に“いじめ”受けた20歳女性…学校や教育委員会の対応が不適切だったと損賠求め浜松市を提訴

2024年8月23日 18:10
小中学校時代に“いじめ”受けた20歳女性…学校や教育委員会の対応が不適切だったと損賠求め浜松市を提訴

小中学校時代にいじめをうけた浜松市の20歳の女性が、学校や教育委員会の対応が不適切だったとして市に1800万円余りの損害賠償を求め、提訴しました。

訴えを起こしたのは、浜松市に住む20歳の女性です。女性は、小中学校時代にいじめをうけたにもかかわらず、学校や教育委員会は国のガイドラインに則らず、調査を怠ったとして、浜松市に対し、慰謝料や治療費など約1842万円を求めています。

女性は2年前に市教委から謝罪を受けましたが、その後も不誠実な対応が続いているということです。

(いじめを受けた女性)
「伴走型で支援すると言っていた市教委から何の支援もなく、不適切な対応をした先生が処分されることもありませんでした」「浜松市は本当に心から反省して生まれ変わってもらい、二度と同じ思いをする子がいないようにしてほしいと思います」

宮崎正 教育長は「訴状が届いたら内容を確認し対応を検討します」とコメントしています。

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