静清バイパス工事 事故起きた作業終了(静岡)
2023年、工事中に橋げたが落下し8人が死傷した静岡市清水区の「静清バイパス」の立体化工事現場で、事故が起きた際に行っていた橋げたを土台に降ろす作業が終了しました。
静岡市清水区の静清バイパスでは2023年7月6日、立体化工事中に長さ・およそ63メートル、重さ・140トンの橋げたが9メートルの高さから落下し8人が死傷しました。
現場では土台の固定を徹底するなど再発防止策を講じ7月、およそ1年ぶりに工事を再開。
20日から、事故当時行われていた「横取り降下」と呼ばれる工法で橋げたの設置作業に入り、22日まで国交省と警察が確認しながら橋げたを土台に降ろす作業が行われました。
静岡国道事務所によりますと、この工区の工事は2025年3月に終了する予定です。