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【中継】無表情で前を見つめる父親の修被告 無罪を主張 裁判員裁判の争点は?札幌すすきの殺人

2025年1月14日 16:13
【中継】無表情で前を見つめる父親の修被告 無罪を主張 裁判員裁判の争点は?札幌すすきの殺人

現在も田村修被告の初公判が続いている札幌地裁から中継です。

午前11時から始まった裁判。

途中何度か休憩を挟んでいますが、開廷からまもなく5時間が経ちます。

やはり注目の裁判。

49枚の傍聴券を求めて200人以上が並びました。

修被告は黒いスーツにネクタイを締めた姿で現れ、特にやつれた様子などはなく、着席した後も無表情で前を見つめている姿が印象的でした。

メモを見ながら話す際も姿勢を崩すことなく淡々と話していました。

浩子被告の裁判で証人として出廷した時と比べても、特に大きな変化はない印象です。

修被告の裁判は、裁判員裁判で審理されます。

裁判員は緊張した面持ちで入廷してきました。

裁判員の中には資料に目を落としじっくりと読み込む人もいれば、修被告の姿をじっと見つめる人もいました。

裁判はこのあと検察側が証拠を読み上げる予定で、午後5時ごろまで続きます。

14日の初公判で起訴内容について問われた修被告。

予想通り無罪を主張しましたが、その理由について…

「瑠奈被告の殺害計画が分かったのは事件が起きた後です」と話しました。

修被告の裁判で争われる点は大きく分けて2つです。

①瑠奈被告の殺害計画をいつ知ったのか

②もう一つが瑠奈被告の犯行を手助けしたといえるのか

14日の冒頭陳述で、検察は「殺害行為の前から知っていた」と指摘し「計画を知っていた修被告の行為は手助けにあたる」と主張。

一方、弁護側は「計画を知ったのは自宅に頭部が持ち運ばれてから」で「計画を知らず手助けした意思はない。撮影行為自体も死体損壊の手助けにはあたらない」と両者の主張は真っ向から対立しています。

最終更新日:2025年1月14日 16:13
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