自動運転バス“信号機も感知”新たな実証実験その仕組みは?北海道
北海道・十勝の上士幌町で定期運行している自動運転バスに、新たに信号機を感知する機能を組み込もうと実証試験が行われています。
上士幌町で2022年から定期運行している自動運転バスです。
信号機に付けられた装置から、バスが信号の変化を感知し、自動で停車・発進するシステムの実証試験が行われています。
以前は信号機に近づくと、信号の色に関わらずバスが一時停止する設定になっていて、車内のオペレーターがコントローラーでバスを発進させていました。
今後このシステムが組み込まれると、交差点でも自動で停車・発進できるようになるということです。
(竹中貢 上士幌町長)「信号とバス、お互い情報の協調でスムーズな運行が確認できた。運転手を必要としないレベル4に向け大きく前進した」
町は自動運転バスにオペレーターを乗せないで無人走行できるレベルを2025年度中に目指すとしています。