安全管理怠り虚偽報告、そのうえ書類改ざん…JR北・滝川保線管理室に北海道運輸局が保安監査
砂川駅構内で2024年11月、JR北海道の保線作業員が貨物列車の接近中に線路に立ち入り、その後、虚偽の報告をしていた問題で、北海道運輸局はきょう(2025年2月26日)、保線作業を担う滝川市の保線管理室に保安監査に入りました。
北海道運輸局が保安監査に入ったのは、保線作業を担う岩見沢保線所・滝川保線管理室です。
JR北海道を巡っては2024年11月、砂川駅構内で貨物列車が線路上にいた保線作業員3人に気づき、非常停止。
当時、現場には列車の接近を知らせる見張り員を配置していなかったことなどに加え、保線作業員が安全対策を怠ったことを隠すため、虚偽の報告をし、虚偽の内容を記した作業計画表などを作成していたことが、その後の社内調査で判明しています。
北海道運輸局は26日の保安監査で作業員への聞き取りなどを行っていて、今後、行政指導についても検討する方針です。
最終更新日:2025年2月26日 13:06